iPhoneバッテリーの寿命
iPhoneバッテリーの寿命を長持ちさせたい!!!!
iPhoneのバッテリーって交換するの大変ですよね。
Appleのお店で頼むと高いし、フツーのお店でやるとメーカー保証が受けられなくなるし。
私の場合、最低キャリアの2年縛りの間、快適に使えればいいなと思っています。
2年後にMVNOのシムを入れるなら安く電池交換しようかなと思っていますが。
しかし、やっぱり新しい機種がほしくなるんだろうなとも思います。
とにかく
2年間快適に使いたい、それでいいです。
さてバッテリーの寿命ですが
アップルの説明では
「バッテリー駆動時間」
とは、あなたのデバイスの再充電が必要になるまでの動作時間のことです
「バッテリー耐用年数」
とは、新しいバッテリーとの交換が必要になるまでの持続期間を指します。
となっています。
今回はコチラ。耐用年数を伸ばすためにやるべきことをお話しします。
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iPhoneのバッテリーを知る
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンバッテリーです
このリチウムイオンバッテリー、使用する(充放電の繰り返しを行う)うちに使える容量が減っていきます。
最初は満充電で100だったものが、たとえば満充電でも80しか充電できなくなるというようなことですね。
しかし、このバッテリーの劣化というかヘタリというか、能力が落ちるスピードはバッテリーの使い方次第で大きく変化します。
それは、バッテリー分析装置を製造・販売するCadex Electronicsのサイトで確認することができます。
以降はこの会社行った分析からお話していきます。
Appleの充電サイクル
Appleはこう書いています
Appleのリチウムイオンバッテリーは、いつでも好きな時に充電できます。再充電の前に電力を完全に使い切る必要はありません。またAppleのリチウムイオンバッテリーは、繰り返し充電して使えます。バッテリー容量の100%に相当する電力を使い切ると(放電すると)1回の充電サイクルを完了したことになりますが、必ずしも1回の充電ごとにすべてを使い切る必要はありません。例えば、バッテリー容量の75%を1日で消費し、夜のうちにフル充電したとします。翌日25%を消費する、すなわち合計100%消費すると、2日で1回の充電サイクルを完了したことになります。1回のサイクルを完了するのに数日かかることもあるかもしれません。どんな種類のバッテリーも、ある程度充電を繰り返すと容量が減っていきます。リチウムイオンバッテリーなら、充電サイクルを完了するごとに減る容量はわずかです。製品によって異なりますが、Appleのリチウムイオンバッテリーは、充電サイクルを数多く繰り返しても本来の容量の少なくとも80%を維持するように設計されています。
この中で言われている「充電サイクルを数多く繰り返して」の回数は500回と言われています。
充電サイクルとは書いてあるように合計で100%の充電をしたら1回とカウントします。
この100%に相当する充電を500回までできると言うのです。
そして500回の充電を行ったとしても「本来の容量の少なくとも80%を維持する」ようになっているのですね。
80%を維持するといいつつ、この充電サイクル500回がiPhoneのバッテリーの寿命なのでしょうね。
この充電サイクルを500回もしないうちに、バッテリー能力がおちることがないようにしたいです。
要はこの500回を完遂させることが耐用年数を伸ばすということになるのですね。
バッテリーを長持ちさせる 高温は避ける
くどいようですが、
「電力消費量を抑えてできるだけ(1日のうちで)長く使う」
ということではありませんので。
さて
それには
実は2つのポイントがあります。
「高温にならないように気を付ける」と「充電の仕方」
です。
「こち亀」で前に読んだのですが、
ダメ太郎というロボット警官が派出所のこたつに入っていました。
そこへ両さんが登場し、自分も寒いのでこたつに入ります。
ところが
暖かいどころか冷たかったので驚くというシーンがありました。
そこでダメ太郎「僕らは精密機械だから冷たいほうがいいんです。」
iPhoneも同じなんですね。
保管場所や充電場所に高温の場所は避けましょう。
バッテリーの劣化防止にもなります。
同じ理由からですが、満充電になっているのに充電ケーブルを刺したまま使い続けるのもやめましょう。
満充電のまま使っているとバッテリー自体が発熱して温度が高くなります。
バッテリー劣化の原因です。
ちょっとしたことですが、iPhoneのケースも充電中は放熱しやすいように取り外す方が良いようです。ここまでするのはどうかとも思いますけれど、情報まで。
キモ 充電はこまめに
いよいよ本題です
ネットにあふれている充電方法についての都市伝説を一掃したいと思います
出典は
How to Prolong Lithium-based Batteries – Battery University
http://batteryuniversity.com/learn/article/how_to_prolong_lithium_based_batteries
です
1つ目
市販の急速充電器はやめといた方が無難
実は、充電するときの電圧がバッテリーの耐久性に影響を与えます
一般的な充電の際の電圧は4.2V以下になっているのですが、急速充電はそれ以上の電圧で充電することで時間を短縮するのです。
短時間の分、バッテリーに負担をかけているようですね。
Apple純正品やApple推奨品ならよいのかもしれませんが、やめといたほうが良いでしょうね。
2つ目
理想論ですが、10%をめどに使用する。
これは例えば充電し、80%になったとして、70%まで減ったらまた80%まで充電するという使い方です。
ややこしいのですが、放電深度という数値があります。
例えばフル充電状態のバッテリーを残量30%まで使う場合、放電深度70%と言います
一般に放電深度が深い(次の充電までに使う量が多い)使い方ほどバッテリーの劣化を早めるようです
満充電から使い切るケースが最もバッテリーを劣化させるという結果になっています。
結論
高温に気を付け、少し使ったらすぐ充電 というのがベスト
もちろん、満充電から使い切るなんてのはご法度です
考えようによってはスキマ時間に充電すればよいのですからかえって毎日が楽になるかも。